必要火急な献血に初めて行ってみた話

新型コロナ

先日、非常事態宣言が全国に発令されました。不要不急な外出は控えるよう要請が出ています。都内等ではすでに娯楽施設や百貨店、飲食店の多くも休業している状況のため外出したとしても何もできないに近い状況ではあります。そんな中、筆者が献血に行った理由と体験したことを書いてみます。

輸血用血液が足りず深刻な状況に

先日自宅でテレビを見ていたのですが、このようなニュースが流れてきました。

新型コロナウィルスの影響で輸血用血液が足りなくなってきている

外出を皆が控えていることで献血協力者が少なくなっているようです。日本赤十字社公式の記事によると、東京都では2,323人分の献血が不足しているとのことです。

東京都をはじめ、全国で献血にご協力いただける方が大幅に減少しています。

輸血を必要とする患者さんの命を守る「献血」は、政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」において、医療体制の維持に不可欠なものとされています。

他に代わるもののない献血へのご協力は、不要不急の外出にはあたりません。ぜひ皆様の「お住まいの近隣地域」にてご予約の上、献血へのご協力を何卒お願いいたします。

日本赤十字社 【都内4月5月】予約による献血ご協力のお願い

記事に書かれているように、輸血用血液は献血からでないとつくることができません。そのため、外出自粛の状況でも献血は必要とされており、不要不急の外出とはなりません。

やれる時にやれる事をやる

筆者は今まで献血をしたことがありませんでした。血を抜かれるのが怖かったからです。毎年の健康診断で血を抜かれるのすら憂鬱で抜いた後気分が悪くなるのに、400mlも抜かれるとか想像するだけで恐怖でした。しかし、このニュースを見たらそんなこと言ってられないなと。

そんなちっぽけな感情で助かる命が助からなくなるかもしれない可能性を考えたら自然と予約の電話を入れていました。当日はもうずっとドキドキでしたが。。

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↑無事に献血カードをいただきました。

意外にも

行ける日は土日のいずれかで土曜日は荒天であったこともあり、日曜日に行きました。なるべく人が少ない時間帯にしようと思ったのですが、午前の予約はすでにいっぱいのため、12時に伺うことに。献血ルーム入ってみると・・・

人でいっぱいだった

滅茶苦茶混んでました。20人位はいたと思います。待合スペースの席もほぼ空いていません。あれ、不足してるんだよね・・・?というか3密なのでは。。とちょっと思ってしまいました。

初めてなので色々と説明などを受けた後、問診をし、血液検査をしてようやく採血へ。やはりこの人の多さなのか待ち時間がそこそこあり、1時間弱かかりました。

案外平気だった

採血自体も始まってしまえば10~15分程度で終わり、気分が悪くなることもありませんでした。むしろ頭がスッキリした感じがしました。腕に針を刺されたり血を抜かれるあの感覚はあるにはありますが、テレビや携帯を見ながら過ごせますし、大して気にはなりませんでした。

気分が悪くなる原因は精神的な要因が強いようで、リラックスして採血できるような環境にはなっているのでそこまで不安にならなくても大丈夫そうです。一回あの量を抜いてしまえばもう健康診断レベルは怖くないですねw(健康診断で抜かれる管のやつは1本約2mlだそうです。)

行くなら午後が良いかも

採血終わって待合室で休憩取り、14時を過ぎると人もだいぶまばらになってきました。他の方たちも人込みを避けたいと、おそらくは午前中を狙ってきていたのかもしれません。場所などの要因もあるかもしれませんが、もしかすると献血を予約する際は午後のほうが人が少なくおすすめかもしれません。電話で予約する際に傾向などを確認いただくと確実と思います。

まとめ

献血協力者の不足は深刻となっています。少しでも多くの方に献血をしてもらえるよう、今回記事を書きました。不要不急の外出にはあたりませんので無理のない範囲で献血をお願いします。

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