早めに相談!レオパレスの騒音問題

トラブル解決

今回はレオパレスの騒音問題について、筆者の体験談をご紹介します。

レオパレスの騒音問題

レオパレスは壁が薄く隣の人の声が丸聞こえとよく言われておりますが、すべての物件がそうとは限りません。筆者も以前レオパレスに数年住んでいたことがありますが、その物件は一般的なアパートと大差はありませんでした。今回はその時の実体験を踏まえた騒音問題と対処法について書いてみたいと思います。

普段話し声はほとんど聞こえない

筆者の住んでいたレオパレスは一般的な隣の生活音が常に聞こえるような物件ではなく、たまに物音や笑い声らしき音がする程度のごく標準レベルのアパートでした。キッチンの狭さなどの騒音以外の不満はありましたが、特に引っ越しを考えるほど困った問題もない1K6畳の単身向けアパートでした。

突然の騒音被害

ある日仕事を終えて帰宅すると、いつもと違って隣人の声が断続的に聞こえていました。電話をしているのか誰かが来ているのか、たまにそういったことがあったのでその日は特に気に留めませんでした。

しかし、翌日もそのまた翌日も低いうなり声のような音が夜遅くまで続くようになり、2週間経ったころにはイライラが募って夜も眠りにつけなくなってきてしまっていました。このままではまずいと、ここでどのような対策をとればよいかを考えました。

壁を叩く

まず、思いついたのが騒音時に壁を叩き、うるさいことをアピールする方法です。相手がこれに気づき申し訳ないと思えばすぐに騒音がやみ即効性があります。しかし、相手によっては無視されたり、逆上し余計騒音がひどくなったり、怒鳴り込まれる可能性があります。よほど自分に自信があればよいですが素性がわかっていない相手にはリスクが高いため、他の対策を考えました。

騒音をやり返す

やられたらやり返す!ということで同じような騒音をやり返したら相手も気づいてやめてもらえるのではないか?とも考えました。しかし、先ほどの壁を叩くと同様のリスクがありますし、下手すると他の隣人への騒音被害にもなりかねないためこれを行うのは絶対にNGだと考えました。

直接苦情を言う・手紙をポストに入れる

直接やんわりと話をしたり、手紙を書いてポストに入れるということのほうがなるべく穏便に済ませられるかな?と思いました。ただやはり当事者同士で話し合っても相手への強制力はなく、先ほどの逆上などのリスクは避けられません。自力で何とかと考えてしまいますが、ここは管理会社に相談するのが最良だと考えました。

管理会社に相談する

管理人のレオパレスに問合せする方法は、主に2種類あります。

  1. 電話での問い合わせ(フリーダイヤル)
  2. 専用フォームからの問い合わせ
http://leopalace21.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/410

電話、問い合わせフォーム、どちらも善し悪しがありますが、筆者は専用フォームから行うことをお勧めします。

専用フォームをおすすめする理由

理由は以下の4点です。

  1. 好きなタイミングで問い合わせできる
  2. 言いたいことをしっかり伝えられる
  3. 客観的に状況を伝えられる
  4. じっくり文章を考えられる

順番に説明していきます。

好きなタイミングで問い合わせできる

電話は2019年9月16日現在、毎日10時~19時まで受け付けているようです。そのため、何時でも相談できるわけではありません。仕事や予定などがあり、なかなかこの時間帯に問い合わせられない方もいると思います。また、時間が取れたとしても電話が混みあっている場合があり、順番が来るまで待たせることもあります。

どれだけ待つかはわかりませんので、ただでさえ精神的に来ている状況でこれ以上のイライラは避けたいですよね。専用フォームはWebからの問い合わせなので24時間いつでも問い合わせが可能です。

言いたいことをしっかり伝えられる

総合電話窓口ですので、直接現場の担当者の方が電話を受けるわけではありません。窓口のオペレータの方が内容を聞き、それを担当者に伝えているはずです。言葉で説明しても一言一句をそのままメモして伝えているわけではなく要点をまとめているでしょうから、伝えたかったことが担当者に伝わらない可能性があります。しかもこちらはそれがわからないので、対応してもらえなかったことで余計な手間やさらなるストレスを感じるかもしれません。

そうならないために文章ではっきり伝えたいことを伝え、それがそのまま担当者に伝わる(はずの)問い合わせフォームを使用することをお勧めします。

客観的に状況を伝えられる

騒音問題で自身が不安定な状態のため、どうしても感情的になってしまうことがあります。ある程度そういった思いを伝えることも必要だとは思いますが、電話口で感情的にぶつけてしまってもオペレータが困惑してしまい、最悪まともに取り合ってもらえない可能性もあります。感情だけでなく、客観的な情報を漏れなく伝えるため、問い合わせフォームから文章で伝えるのが良いでしょう。

じっくり文章を考えられる

先ほどの「客観的に状況を伝えられる」にも関連しますが、電話だと伝えたかったことが漏れてしまう可能性があります。また、管理会社の方にしっかりと対応してもらう確度をあげるためには、内容をしっかり書くに越したことはありません。本気で解決したい場合にはやはりじっくり時間をかけて文章を作成するべきだと思います。

問い合わせ内容の書き方

問い合わせフォームを使って問い合わせる際、物件情報などを入力する箇所がありますが、どういったことで困っているかについてはフリーフォーマットとなります。足りない情報があれば別途メールでの確認または電話連絡があると思われますが、その分対応が遅れるのと、電話ではやはり先ほどのデメリットもありますので、なるべくそういった手間が無いように必要事項を記入していきます。

伝える必要がある内容は以下です。

  1. どのような騒音なのか
  2. 発生頻度
  3. 時間帯
  4. 騒音による被害状況

こちらも一つずつ説明していきます。

どのような騒音なのか

困っている騒音についてなるべく具体的にかつ客観的に伝えることが重要です。「隣の物音がうるさい」だけでは状況が全く伝わらないため、それがどんな物音なのか、音の大きさはどのくらいなのかと肉付けしていきましょう。

例えば物音については「何か楽器のようなものを叩く音がする」とか、「携帯のバイブレーションのような音が壁から伝わってくる」といった感じです。実際に何をしているかは見えませんが、自分が感じているのに似た音を表現すればよいかと思います。「ダンダンと叩く音がする」などの擬音を入れても良いです。

音の大きさについてはさすがに測定まではできないと思いますので、「一般的なボリュームでのテレビが聞こえなくなるくらい」や、「就寝時に会話が聞き取れるレベル」などと担当する方がイメージしやすい状況を書けると良いかと思います。

発生頻度

いつ頃からどのくらいの期間続いているかということもしっかり書きましょう。例えば、「1か月ほど前から毎日」などです。あまりにも期間が短かったり、頻度が少なかったりすると「様子を見てください」で終わってしまう可能性がありますので、無理をしない程度の期間で頻度がどのくらいあったかを確認しましょう。

時間帯

これも重要な要素です。気になるということはおそらく夜の遅い時間や朝方になると思いますが、なるべく具体的な数字を記入しましょう。例えば、先ほどの頻度と組み合わせると、「1か月ほど前から毎日20時~翌2時頃まで断続的に」などです。

こちらも注意点として、一般的な生活時間帯での騒音であれば許容せざるを得ない状況もあります。例えば昼間12時頃に掃除機をかけるというのは一般的で、どうしても普通のアパートレベルでは音が聞こえてしまいます。これをどうにかしてほしいというのは正直難しいでしょう。掃除機を夜22時頃にかけていてうるさいということであれば対応してもらえる可能性が高いです。

騒音による被害状況

これが最も重要な要素だと考えます。実際にどのような被害であるかを訴えることで、担当者の対応も大きく変わってくると思います。例えば、「夜遅くまでうるさいためなかなか眠れず、仕事に支障が出ている」や「急に大きな音がするため驚きと恐怖からノイローゼになっている」などです。話を盛るわけではなく、自身が困っている状況をありのままに伝えればよいと思います。

その後のレオパレスの対応

私は平日の夜に問合せフォームから問い合わせを行いましたが、次の日の夕方にはメール返信が来ていました。特に追加の質問事項はなく、主に以下についての連絡がありました。

・該当部屋の契約者へ状況確認の上、口頭注意等、対応を行う
・該当部屋の契約者へは電話で対応する。不通の場合は日数がかかる場合あり
・電話連絡が取れない場合や、契約者に心当たりが無い場合は注意文投函で対応する可能性あり

その後特に対応状況についての連絡はありませんでしたが、対応の早さや誠意のある返信内容は非常に好感が持てました。その後、数日してから隣の騒音はぱったりやみました。レオパレスにて何らかの対応をしてもらえたようです。

まとめ

レオパレスでの騒音問題は自力で何とかしようとせず、まずはレオパレスのサポートセンターに相談してみましょう。相談の際は問い合わせフォームから、なるべく客観的かつ具体的に問い合わせるようにしましょう。この記事が少しでもお力になれると幸いです。

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